ビザ

なかなか政府の思惑通りにいかない特定技能ビザ。

このビザは、日本の人手不足を解消するために2019年4月に新設されたビザなのですが、国が認めた12業種(旧14業種)に限定されています。

例えば、介護、ビルクリーニング、建設・・・などです。

私も特定技能ビザで外国人を雇用したいという方のお手伝いをさせていただいておりますが、このビザ、システムが複雑で、しかも入管などへの定期的な報告や、随時の報告があったりして、なかなか普及していないようです。

今月6日付けで入管より発表されたのが、「ベトナムからの送出し・受入」に関する情報です。

ある特定の国からの送出し・受入には、特定技能外国人の円滑かつ適正な送出し・受入れの確保等のために、送出国との間で、協力覚書を作成しています。

それらの国と日本との間では、ビザ申請+国ごとに必要とされる手続が必要となります。

ベトナムとは、協力覚書が作成されていましたが、ビザ申請以外に必要となる手続は公表されていませんでした。

それが1月6日に公表された、ということです。

私のお客様にもベトナム人を雇用されている方がいらっしゃるので、お伝えしなければならないと思っています。

尚、この運用が開始されるのは、2021年2月15日からのようです(2021年1月6日現在)。

これとは別に、特定技能ビザの12業種のうちの一つ、建設業では、さらに「建設特定技能受入計画」の認定を受ける必要があります。

 

昨日、1都3県に緊急事態宣言が発出されました。

日本の出入国がままならない状況です。

私の親族や友達はヨーロッパに住んでいるので、とても心配です。

日本在住の外国人の方々も大変な思いをされている人が多いのではないでしょうか。

ビザや補助金、助成金等について、どこに聞いたらいいか分からない方もいらっしゃると思いますが、お気軽に弊所にご連絡いただければと思います。

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