会社員と事業経営者との提出書類の違い

帰化申請のご相談にお越しになる方によく聞かれる質問の一つが、「どうして事業経営者の方が報酬額が高いのか」というものです。

「事業経営者の方の方が、提出書類が多いのです」とお答えしているのですが、具体的にはどのような書類の提出が必要になるのでしょうか。

身分関係の書類(戸籍や出生証明書等)は、共通の書類ですが、事業経営者の方は事業についての書面が必要になってきます。

会社員と事業経営者との提出書類の違い

会社員事業経営者
生計の概要を記載した書面×
会社等法人の登記事項証明書×
営業許可書・免許書類の写し×許可又は認可を要する事業を経営している場合 ○
法人の確定申告書×
決算報告書×
法人税の納税証明書×
法人事業税の納税証明書×
消費税の納税証明書×
法人都道府県民税の納税証明書×
法人市区町村民税の
納税証明書
×
源泉徴収簿の写し・納付書の写し×
 ×=不要、○=必要

また、会社員の方でも、確定申告をしている方や、2か所以上から給与を得ていたり、給与が年間で2,000万円を超えるような方は、所得税の納税証明書等が必要になってきます。

個人事業主の方も事業税の納税証明書等が必要になってきます。

お話しを伺った上で、どのような書類が必要か、アドバイスをさせていただいております。