在留資格「介護」の創設

先日、日本の介護福祉士の試験合格を目指す、フィリピン人の方々の日本語ボランティアに参加してきました。

ただ、1時間半の間、日本語を話すだけのボランティアなんですが、私が担当したMさん(女性)は、本国で半年日本語を勉強し、日本に入国してからまだ5か月弱しか経っていないというのに、日常会話は全く問題ありませんでした!

時々、私が話していることが理解できないのに、うん、うん、と頷いていることもありましたが(^-^;)、それでも、短期間で日本語を習得できたんだな~と感心してしまいました。

お父さんが日本人らしいのですが、諸事情により、日本国籍が取得できなかったそうです。

日本国籍について、色々お話ししたいのですが、なかなかその説明は難し過ぎて、理解していただけなかったようです。

「日本語ボランティア」という立場から、日本国籍について説明する、というのは、どうも「ボランティア」ではなく、「営業」のような感じがしたので、知識として、知っておいてほしいことをさらっとお伝えしておきました。

今年の終わり頃から、実際に施設で研修をするとのことですが、「どこで実習を受けるの?」と聞いてみると、なんと、私の出身地、大阪だそうです。

大阪のどこかを聞いてみると、うちから車で30分程度の場所にある施設でした(びっくり!)。

また、彼も施設で研修を受けるとのことでしたが、その施設は、うちから車で15分程のところにある施設。

奇遇だな~と思いました。

これからの日本の高齢化社会を支えて行ってほしいと願っています(それにしても、日本語の試験を合格しないといけないなんて、厳しいですね・・・)。